発達障害とは?

発達障害とはどんな病気?

発達障害とは脳機能障害の1つで、適切なトレーニングが必要です。

発達障害とは脳機能障害の1つで、発達の早い部分と遅い部分の差が大きく、社会生活に支障をきたしてしまう障害です。

空気が読めない。じっと座っていられない。言うことが聞けないなど、発達の遅い部分が目立ち、“育てにくさ”を感じてしまうこともあります。その反面、1つの事にものすごい集中力を発揮したり、暗記や計算が得意だったりと、周囲よりも発達が早い部分も持ち合わせており、「能力が凸凹している」と表現されることもあります。

治らないが症状は見えにくくできる

保護者の方が感じる「育てにくさ」は、本人が将来感じる「生きにくさ」。
適切なトレーニングが必要です。

衝動的に走り出す。危険だと言ってもやめない。𠮟っても言うことを聞かない・・・。発達障害の子どもを持つ保護者様が感じる“育てにくさ”は、将来大人になった時に本人が感じる“生きにくさ”になります。

仕事で指示が守れない。時間が守れない。整理整頓ができない・・・。
自分に自信を無くし、周囲のようになれない自分を責め、「ただ生きる」ことがとても大変になってしまうのです。

発達障害は脳機能障害で、「完治」することはありませんが、トレーニングで社会への適応能力を上げることはできます。「発達障害を治す」のではなく、「発達障害があっても生活できるスキルを身につける」ことが大切です。

発達障害の症状は個人差が大きい

発達障害の症状は個人によって大きく違うため、「その子の特性を見る」ことが大切です。

一口に発達障害と言っても、症状は個人によって大きく違います。発達障害は、LD(学習障害)・ADHD(注意欠如多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)の3つが、濃淡がありながら重なっていることが多いためです。

発達障害と診断されれば、どのように育てて良いのかと不安になり、インターネットや本で調べることもあると思います。しかし、同じ「発達障害」という診断名でも、症状も得意・不得意も個人で違います。
発達障害について知識を仕入れることはとても大切ですが、一番大切なのは「その子」の特性を見ることだということを、忘れないでください。

相談できる場を見つける

就職・恋愛・結婚などの将来について、適切な準備をしていきましょう。

発達障害は、今出ている症状についてだけでなく、幼稚園や学校などの団体生活や、就職・恋愛・結婚などの将来についても考え、準備をしていかなくてはいけません。

発達障害について知識の無い人は、発達障害を知的障害と同一で考えていたり、精神疾患のように捉えていたり、身体的な病気と思っていたりする場合があります。発達障害を持って生きていくということは、そのような誤解や偏見を向けられる可能性があるということでもあります。

全ての人に正しい知識を持たせることが難しい以上、発達障害と向き合い将来ぶつかるかも知れない壁に対して準備をしておくことが大切です。発達障害は親子だけで乗り越えることは難しい障害です。病院やカウンセラー、NPO団体など、相談できる場を見つけることも大切です。